2024年06月28日

平和の鐘

平和の鐘
宗谷岬公園2022年6月19日撮影
稚内の友人

 沖縄慰霊の日の翌日
日本最北端のまち稚内に住む
友人から携帯メールの着信があった。

 菊池さんは、二年前の日本縦断独り歩き
最終地点宗谷岬到着の前日にしおちゃんに
声を掛けてくれた。

 ウォーキング中の菊池さんは、
大きな荷物を背負って歩いている
しおちゃんが沖縄出身者だと聞き
近所に沖縄出身者が住んでいるので
紹介したいと言い携帯番号の交換を
してくれた。

 出会った翌日、日本縦断独り歩きを
達成したしおちゃんは、北海道新聞記者の
杉野さんの車で、菊池さんと待ち合わせをして
孫の通う小学校の運動会を観戦中の
山田さん紹介してくれた。

 復帰前に沖縄を離れた山田さんは、
縁あって稚内で暮らしている。
 短い時間ではあったが、日本縦断を達成した
直後に日本最北端の地で沖縄出身者との
出逢いに不思議な縁を感じていた。

 本土復帰50周年と言う節目の年に
夢実現できたことも感無量であった。

 日本最北端の地である宗谷岬平和公園には
世界恒久平和を願う「平和の鐘」が建立されている。

 晴れた日には、ロシア領地である
サハリンが視認出来る公園に設置されている
平和の鐘は、毎年6回の「鐘打ち式」があり
6月23日の沖縄慰霊の日が含まれている。

 同年齢の杉野さんに公園内にある
遺跡やいくつかの記念碑やオホーツク海と
日本海がぶつかる国境の歴史の話を聞いた。

 鐘打ち式の行事を知ったしおちゃんは
生きているうちに6月23日の鐘打ち式に
参列したいと口にしていた。

 今年の慰霊の日は、深夜に起きて
早朝4時前に独り平和行進したのにも関わらず
しおちゃんは、日焼けして真っ黒になっていた。

 慰霊の日は、神戸に住む息子を訪ねていた
妻には、帰宅後「日焼け対策をしないで」と
小言を言われた。

 菊池さんからの久しぶりの着信は、
稚内は、気温9度で寒くて雨が降っているので
外出も出来ず家の中はストーブ点けっぱなしと言う
内容だった。

 続けて先週は、クマが二日も出没して警戒警報が、
発令中なので散歩も出来ずドキドキしながら
スーパーに買い物をしているとの事。

 同じ日本でも大きな環境の違いに
今更ながら日本列島の距離感を感じていた。

 菊池さんの声が聞きたくなり
菊池さんに携帯電話長話をした。

 終戦80周年の2025年か本土復帰50周年の
2047年の6月23日に宗谷岬公園の鐘打ち式に
出席すると約束をした。


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Posted by しおちゃん at 11:42│Comments(0)平和シリーズ
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