2024年03月05日

辺野古を歩く

辺野古を歩く
キャンプシュワーブ

時代(中島みゆき)
2024沖縄一周4日目

 二見入口を出発して
キャンプシュワーブ前のテント村を
通過すると先の県知事選挙後に論破王こと
ひろゆきさんの SNSで物議を醸した
座り込み抗議の立て看板に3526日と
表示されていた。

 橋本モンデール会談で合意した
普天間基地移設問題は今だに反対闘争が
続いているが、埋め立て工事は着々と
進んでいる。

 合意から今年で29年の月日が
流れたことになる。
当時30代でまだ独身だったしおちゃんも
還暦を迎えまだこの世に存在しなかった
娘も息子も成人していて今年は銀婚式を
迎える。

 橋本総理大臣も他界して当時、
沖縄に関わった国会議員の何名かも
他界している。

 当初普天間基地移設の報道に沸いた
沖縄県民の誰もがこんなに長引くとは
想像が付く由もなくしおちゃんも
その一人だった。

 時代が流れを感じていると
中島みゆきの「時代」を口ずさんでいた。

 今はこんなに悲しくての🎶フレーズから
始まりそんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ🎵

 沖縄地上戦を体験した世代からすれば、
事はそう容易い問題ではな無い事も
理解しているが、確実に時代は移り代わっている。

 公約で辺野古新基地断念を訴えて
民意で選ばれた県知事は、反対闘争を
政治交渉ではなく裁判闘争を選択して
最高裁までもつれ結果敗訴してしまったが、
座り込みは続いているし辺野古の埋立工事は、
着々と進んでいる。
 
 テント村に座り込み抗議する人達を監視する
警察官の姿は見えなかったが、機動隊車両は
何台か停車していた。

 土曜日とは言え朝の出勤時間なのか
ゲートチェック受ける車両の列が
続いていた。

 軍隊のゲートを監視する警備員は、
拳銃を携帯しているが、フェンス前に立つ
民間の警備員は勿論不携帯である。

 テント村には、誰も居ないのに
民間警備員は、24時間体制でアメリカ軍基地の
フェンス前に立ち監視している姿を
目にしていると世の中の不条理を味わっている
しおちゃんがいた。

 反対している人達の気持ちも理解できない
事もないが、だからと言って行き過ぎた行動が
許される筈もなくそれを監視する為に
機動隊が配備されている。

治外法権のアメリカ軍基地を
仕切るフェンス前に日本の民間警備員が
不審者を監視する光景を目にしながら
中島みゆきさんが歌う「時代」の
歌詞が深く胸に突き刺さっていた。

 しおちゃんが持つ沖縄未来妄想図は、
沖縄選出の国会議員が、総理大臣に
就任する夢が描かれているが、
それはしおちゃんの自分勝手の
課題なのである。

 自分が生きている間は
叶わない夢かもしれないが
夢は妄想から始まると信じている。

 しおちゃんは、日本人なので
日本の法律には従う義務がある。

 国防を外国の武力に委ねている
日本の形がおかしいとは思うが、
いつの日か自国防衛をする国家になると
信じている。

 治外法権である米軍基地のフェンス前で
市民の暴動を抑えるのは、警察であり
民間警備でもある。

 国家が決めた日米安全保障条約も
法理に従って選挙で選ばれた国会議員が
決める総理大臣も沖縄県民が選挙で
決めた県知事に対して条約を止めろとか
辞任を求めるとかは、しおちゃんの
課題ではないと思っている。

 法律違反をした国会議員も
最高裁の判決には従う義務が
国民全ての義務だと思っているが、
自分で行動を起こそうとは思わない。

 それは、政治家の問題であり
国民の法律を無視した行動は
厳に慎むことが当然だと思っている。

 金武町の国道を歩いているときに
弱った犬がトボトボと歩いているので
交通車両に支障をきたして渋滞を
招いていると大型トラックの運転手が
道の真ん中に停車し降りてきて
弱った犬を安全な歩道まで抱き抱えて
移動した。

 そのトラックの後ろには
何台も大型トラックが続いていたが、
穏やかにその姿を見守っていた。

 犬が道路をフラフラと横切っているのは
歩道に出るまでは誰も知らなかったと思うが
とても自然で心温まる光景だった。

 大型トラックの運転手は、法律に従って
発注される工事を仕事としている。

 明らかに法律違反をしている行為でも
徹底的に取り締まることができない
現状はとても悩ましく感じている。
 
 奈良県警本部長の責任の取り方が
潔く感じるのはしおちゃんだけだろうか・・・

https://shiokawa.ti-da.net/e5828968.html
2014年㋀17日アップブログ(普天間問題)

https://shiokawa.ti-da.net/e5773642.html
2014年1月3日(見た目も大事)

時代 ー中島みゆきー

今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて

もう二度と笑顔には
なれそうもないけど


そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ

あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ

だから 今日はくよくよしないで

今日の風に吹かれましょう


まわるまわるよ 時代はまわる

喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも

生まれ変わって めぐりあうよ



旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を

たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る

たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても


めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いをくり返し

今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ


まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出逢いをくり返し

今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ

今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ


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Posted by しおちゃん at 06:39│Comments(0)沖縄未来妄想図
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