私が思う60代

しおちゃん

2024年02月28日 06:34


還暦旅行の竹富島にて撮影(2023年11月)

自分の人生

 しおちゃんの人生は一回しかないが
あっという間の60歳か長く感じる60年か
それは自分自身の問題だと思う。

 還暦を迎えて満61歳の誕生日まで
残り6ヶ月となった。

 6ヶ月しかないと思うか6ヶ月も
あると思うかそれも自分自身の問題である。

 50歳の誕生日を迎えた時は、
あー俺も50歳にになったんだと
感慨深い気持ちになった。

 自分の中で50歳と言う年齢が
大きな分岐点だと思っていた。

 幼少時代の50代と言えばお爺ちゃん
お婆ちゃんの世代で学校の先生にしても
くたびれたイメージが強かった。

 実際、自分がその年齢になってみると
歳を積み重ねただけで老けるには早いし
何よりも自分の夢や目標を年齢で諦めることは
もったいないと心から思っている
そんなしおちゃんがいた。

 だからこそ50代になった時
毎年新しい人生初体験を一つでも
多くチャレンジする事を目標にして
多くの達成感を味わった。

 未熟者のしおちゃんは、そんな自分に
酔いしれていたのかもしれないと
反省する日々が続いている。

 60歳の誕生日を迎えた時、
しおちゃんの心は淡々としていた。

 還暦を迎える同級生達をみていると
人生色々だと感じることが多々あるが、
人間っていいなぁと感じさせる人や
社会や他人の事ばかり良くも悪くも
口にする人がいる。

 自分の人生の主人公は自分自身なのに
何故そこに無駄なエネルギーを費やすのか
理解こそできるが、その仲間になるのが
絶対に嫌だと思うしおちゃんがいる。

 還暦は、人生リセットの年齢だと
言う人がいるが、すごく共感できる。

 60歳が老いた年齢であるかと聞かれれば
世の中では、間違いなくそうだと思うが、
自分だけは違うと肩肘を張っていたのかも
しれない。
60代とはそんな世代かも知れない。

 世の為人の為とは、耳障りの良い言葉だが
この年齢まで生きているとそれは、
これから未来を背負う若い世代達の
言葉だと思う気がして来た。

 自分を大事にするからこそ他人を思いやる
気持ちが芽生えてくる。

 世のため人の為とは、
世の中を敬い人を大切にしなさいと
言う教えだと気づくことができた。

 60代の一年一年は人生の20代30代40代
50代の10年に匹敵すると還暦を迎えた時に
そう感じていた。

 60歳が10代61歳が20代62歳が30代
63歳が40代64歳が50代で65歳になって
やっと60代に並ぶとしおちゃん思っている。

 65歳を過ぎてからは、年相応を感じながらも
我が人生の主人公は自分自身で、主人公は
いつでも若々しく青春時代は、年齢ではなく
自分自身の心の問題だと思っている。

 叱咤激励を遠慮なく浴びせる友人の存在に
恵まれた事で山あり谷ありの人生を歩む
事が出来たと感謝の気持ちを感じている。

 還暦を迎えられることが、当たり前では
ない事をこれまで幾つかの死に接して
教えられてきた。

 元旦に発生した能登半島地震で失われた
多くの命、希望を持って迎えた新年を
思いもよらぬ自然災害で悲しみのどん底に
落ちた遺族。

 羽田空港事故では、大惨事にも関わらず
奇跡的に日航機乗客乗員全員の無事が
確認されたが、被災地に物資を届ける任務を
負った海上保安庁職員4人の死。

 それは、他人事ではなく
いつ自分自身に降りかかってくるかも
しれない鮭用のない参事なのである。

 50代の課題の一つに寡黙な男になる事を
掲げていたが全くその入り口にさえ
立つことができずにいる。

 信頼する姉御に寡黙な男になる為には
今いる自分の環境を大きく変える事が
一番だと言われた。

 しおちゃんの側でいつも見守ってくれる
一番の理解者である妻は、ストレスは
その源を断ち切ることが一番の解決策だと
いつも強く言われている。

 捨てる神あれば拾う神あり。
神様は、時に信じられない試練を
与えてくれるが、だからこそ
人間っていいなぁと思う。

 60代も面白くも楽しく生きるのも
自分次第なのである。

感謝感動感激
温故知新の心で
byしおちゃん座右の銘て

60歳を迎える直前に書いたブログ
https://shiokawa.ti-da.net/e12471620.html

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