野田佳彦追悼演説
伊勢神宮外宮2017年撮影
追悼演説
教団に倒れた安倍元総理大臣の
追悼演説が10月25日国会議事堂であった。
演台に立ったのは安倍晋三氏に
総理大臣職を引き継いだ野田佳彦氏だった。
引き継いだと言うより
民主党政府を選挙で打倒し
政権を奪回した自民党党首に奪われた
政権交代だった。
政治的には主義主張が異なる
二人は選挙の場で血みどろの戦いをした。
その政敵であり安倍晋三元総理の
追悼演説の内容にとても興味があった。
旅の仕事で和歌山県にいたので
リアルで拝聴することは出来なかったが、
勝浦町のホテル浦島で、目覚めた塩ちゃんは、
このホテルの名物の一つである。
山上から眺める太平洋水平線から
昇る朝日を待っている間、YouTubeを通して
追悼演説を拝聴した。
政治の場では、激論を飛ばした相手に
野田さんの演説は、人として尊敬できる
素晴らしい内容であった。
一国を背負った者同士として
総理大臣職を体験した同士として
お互いを語る言葉から
塩ちゃんは、人間の儚さと生き様を
強く考えさられた。
残念な事に追悼演説なので
安倍さんの言葉を聞くことは出来ないが
人として発した野田さんの素直な言葉に
安倍さんの人として心のこもった
言葉で返してくれたと思う。
印象に残った野田さんの言葉は
「勝ちっぱなしは無いでしょう?」
その答えは、遺影写真の安倍さんの
笑顔だったと想像できる。
自民党政権から民主党政権になり
総選挙で自民党が政権を奪取した
歴史の主役がこの二人で良かったと
日本人の一人として安堵している。
歴史は、勝者が作ると言われているが
それは、過去の話で完全に死語になっている。
安倍さんが生きていたら
「敵ながらあっぱれ」
と言ったと思う・・・
全てとは言いませんが
揚げ足を取るのに一生懸命な姿が目立つ
政治家の皆さんこの日の追悼演説で
政治の原点に帰ってください
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