沖宮は楽しい
琉球八社「沖宮」
しおちゃんの応援する
奥武山公園内にある琉球八社の一つ
「沖宮」の秋季例大祭に参拝した。
神社の上地一郎禰宜は、
かれこれ20年以上の親交がある。
知り合った頃は、神社とは全く縁のない仕事を
していたが、ある日突然神主さんになっていた。
しおちゃんは、元々宗教に信仰がなく
特定の神社に通う事はあり得ないと
勝手に思い込んでいた。
11年前親父の死を突然迎えた事によって
しおちゃんは仏壇を預かる事になった。
親父が亡くなった年に
思いついて始めていた沖縄本島を徒歩で一周する
「沖縄一周独り歩き」
今年3回目の達成に向けてチャレンジ中である。
1回目の独り歩きの際は、大きなカメラと
ビデオカメラを首からかけていた。
何故か記録に残したいと思った。
今ではスマートフォンで動画も写真も
撮影出来るし勿論電話も出来る。
発展する社会をしおちゃんは、
歩きながらもよく考える事がある。
(時代は変わっている)
一人歩きを始める前から早朝散歩は
しおちゃんの日課であった。
近所の公園でラジオ体操を毎日
楽しんでいる人達に便乗するのが
目的の散歩であった。
一人歩きを始めて早朝散歩を
ラジオ体操目的からある事を重要視した。
自宅から歩いて10分ぐらいの公園とは
かなり離れているが奥武山公園まで
歩く事にした。
奥武山公園には筋トレの器具が揃っていることと
裸足で歩いて足の裏を刺激するコースがあり
しおちゃんは奥武山公園がとても気に入った。
公園内にはしおちゃんが甲子園を目指していた
高校時代汗と涙を流した沖縄野球の聖地
「奥武山野球場」がある。
小学5年生の時に宮古島から
少年野球の県大会に参加するために遠征して
宿泊した「友愛スポーツセンター」もある。
全ての施設が高校時代と様変わりして
立て替えされているが、
しおちゃんの心の中では今でも
あの時代と変わっていない。
施設の見た目ではなく
奥武山公園は、しおちゃんの原風景があるのである。
ある日、何を思いついたのか
しおちゃんは、護国神社ではなく
沖宮に神社参拝をした。
そこで上地一郎さんの神主姿に
出会ってびっくりした。
しばらくぶりの再会であったが、
二人は、ブランクを感じない会話で盛り上がった。
公園内にあるパワースポットの話を耳にして
しおちゃんはとても感じる物があった。
しおちゃんは、神社とか宗教とか
全然関係なくこの男を応援したいと思った。
8歳と歳は離れているが
年下ではあるけど彼の天真爛漫な表情から
語る熱い想いは、共感する事が沢山あり
興味深く語り合う事ができた。
その日からしおちゃんの早朝散歩は
沖宮の参拝が日課になった。
5年前ぐらいからは、起床の時間を更に早くして
奥武山公園の早朝散歩は深くなった。。
それ以来沢山の出会いがあった
座禅も書道も農業体験も全て沖宮から
始まっており沢山の御利益と恩恵を
貰っている。
彼以外にも素晴らしい出会いにも
恵まれている。
午前中の例大祭に続き
夜には奉納祭の「天燈会」に参加した。
一般の人が想像出来ないこのイベントは
ジャズコンサートやおきなわを代表する
歌手のステージなど神社を体験出来る
楽しい奉納祭である。
いつもは控えめだと自負している
しおちゃんも仲間に誘われて
ダンスまで踊ってしまった。
恥ずかしかったけど
秋の夜長をエンジョイして
英気を養った。
しおちゃんは、琉球八社の一つ
神社「沖宮」の大ファンである。
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